みらくるぺんの合評会が京都でありました。
童話塾実行委員会の希望者が沢田俊子先生、大塚篤子先生に作品を合評していただいています。
短編に絞って合評会をしていましたが、
今後は長編も見ていただけることとなりました。
それも、先生の方から、すべて手を差し伸べてくださっています。
わたしは童話を書き始めて12年にもなりますが、最近は
「なにをぼさーっとしているねん」と自責します。
先生にも仲間にも、チャンスにも恵まれているのに、
いまだ「コレ、これ、これしかない!」という書きたいテーマも決められず、
ぱっとした足跡もなく、
ちょっと自信がなくなっている。
今まで生きてきた中で取り立てて苦労もしていないし、
平凡に生きてきました。
書くことって、自分の生き方まで問われる部分があるので、
となれば、人の心を動かすような作品はかけないのでは?と思います。
が、一番足りないのは努力です。
それもわかっています。
そんなことを考えながら帰路につきました。
広島カープの黒田投手の自伝の中に出てきた、
――「野球を抜く」作業をする。
という一文が頭から離れません。
むかし、「書けない書けない」と言った時、お仲間に、
「そういうとき、わたしは書くことから離れて映画を観たり、本を読んだり、旅行をしたり
好きなことをする。でも、しばらくするとやっぱり書いている」
と言う風なコメントをもらったことがあって、
それとだぶりました。
ああしなきゃだめとか、作品は絶対に出さねば、とか、「must」で自分をしばってるのかな、
いや、のんきな私にはそれくらいがちょうどいいのだから、何が何でもそうしよう、と、
がんじがらめになっているような気がしました。
来月、ぜひとも聞きたい講演があって、
まずはそれを聞いてみよう、何か変わるかもしれない、と、思っています。
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