沢田俊子先生の新刊「目の見えない子ねこ、どろっぷ」(文・沢田俊子 絵・田中六大 講談社)を読みました。
表装がとても素敵です。この赤、いい色ですよね。
どろっぷちゃんの絵もかわいらしいです。
まず手にしたところでわくわくします。
すぐにページをめくりたくなります。
ページをめくった拍子に、次ページの絵がわかると
思わず「かわいい」と声が出た箇所、5回ほどありました。
逆に衝撃的な絵も一か所あり、主人公のつぐみちゃんと同じ気持ちになりました。
主人公のつぐみちゃんは、幼いころのわたしとかぶります。
非常におとなしくて、答えがわかっていても手があげられない、
人前で話すなんてもってもほか。
お友だちにもわたしからは話しかけることはできない子どもでした。
(って、今のわたしからは想像もつかないでしょう?)
でも、だれかしらがそばにいてくれたり、声をかけてくれたりと、
段々、その楽しさ、嬉しさがわかってくるのです。
5章の「お父さんのこと」が好きです。
ランドセルにまつわる話が特にいいな、と思いました。
つぐみちゃんは心の優しい子です。
このお父さん、お母さんに育てられたら、そうだよな、と納得できます。
絵も手伝ってか、つぐみちゃんを応援したくなります。
*
きょうは時々くる「眠くて眠くて仕方のない午後」でした。
2時も昼寝をしました。
体が求めているのだろうから、素直に従いました。
少し前、食欲減退し、食が進みませんでした。
メンタル? それとも何か病気? など少し気をもみましたが、
ご近所さんが、
寝つきが悪く、眠りも浅いので、
夜中にすぐ目覚め、そこから朝まで寝られない、でも、
それがわたしの今の睡眠の形だと思って無理に寝ないの。
眠たくなれば寝ればいいんだから、とおっしゃっていたことを思い出し、
朝昼晩、決まった時間に食べなくても、お腹がすけば食べればいいんだと
割り切りました。
なので、一日二食の日もありますが、必ず空腹がくるので、
その時にキチンと食べるようにしています。
今もそのスタイルです。
夕食も、味見をしながら調理すると、いざ本番のとき、もうある程度お腹が満たされているので、
ビールとサラダだけとか、
食べないわけじゃないので、自分に合った無理のないスタイルで衣食住していけばいいや、と
思い始めています。
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