10/17日(金)しまなみ海道自転車で走破、スタートします!
向島まで渡船で5分。

雨にも負けず……これからの旅にワクワク、ピースサイン!

映画「あした」ロケセット。
向島から因島へ。
目指すは「白滝山」標高227m

雨でも、やっぱり見たらのぞいてしまう、顔パネル(笑)

とうちゃこ〜(日野さん風に!?)
400年前、村上水軍の見張り場所だったそうです。

羅漢さんが500対あると言われています。
今から200年前に掘られたそうです。

展望台からの大パノラマ。
観光雑誌の表紙にもよく使われています。
因島から生口島へ。
海沿いの瀬戸田町をずっとずっと走りました。
雨がやんで、気持ち良かったです。

かろうじて夕日のような色に染まりはじめ…
目指すは宿のある大三島へ。
多々羅橋を渡っていると、「広島県/愛媛県」の県境がありました。
主塔下で手を打って、「鳴き龍」現象に驚き、
ひょっこりひょうたん島を確認したくて、自転車を止めて地図で確認していたところに、
「おーい」
反対車線からバイクに乗った男性が手を振っています。
「うそお〜〜〜」
きのう37年ぶりに再会したMくんです。
こんなことってある?
奇跡です!
すぐに、逆走して橋を渡りきったところまで来てくれました。
Mくんは仕事を終え、帰宅途中でした。
「すれ違わへんかな」と思って、自転車で行くカップルを注意深く見ていたそうです。
まさか2度も会えるなんてね。
名残惜しいのだけど、日も暮れはじめ、
宿まで1時間半くらいかかるので、すぐにいったほうがいい、とのことで、
別れました。
30分くらいすると、向こうの方で、軽トラをとめて、わたしたちのことを
ニコニコしながら見ている白髪の男性が立っています。
てっきり「がんばれ」って声援してくれるんだ、と思っていたら、
「みかん食ってくか?」と声をかけられました。
「無農薬、有機肥料の完全なオーガニックだよ」って。
ちょうどのども乾いていたので、「好きなだけもいで。大きなのとんなさい」のお言葉に甘えることに。
畑は7か所、1丁持っておられ、すべて趣味。
自分の
こだわりで栽培して、
知人友人、こうして知り合った人に上げているそうです。
「本当はレモンを持って帰ってほしい。隣の畑だからぜひ」と、
レモンまでいただきました。
「どこから来たの」と聞かれ、答えると、
なんと、そのかた元々、わたしたちが今住んでいるニュータウンに長年住んでいたそうです。
定年後、帰京されて今の生活をされているとのことでした。
何と言うご縁でしょう。
日も暮れ、「宿までまだ1時間かかるから軽トラで送ってあげる」と言ってくださったのですが
ここはわたしたちの
こだわり。
「自力で行きます」と、答えると、納得してくださいました。
みかんとレモンをかごにつんで、お礼を言って、出発です。

いいにおいに癒されます。
街灯なんてありません。車も人も通りません。
自転車のライトだけが頼り。
きこえるのはさざ波の音。
なんども上り坂をおしたり、
下り坂はとても怖い思いをしながら、
1時間弱でとうちゃこ〜(汗)

宿は元小学校。
恐れ多くも校長室をあてがってもらいました。
リゾルトデニム、M君との再会、みかんのおじさん。
行く先々でのご縁を思い出しては温かい気持ちになり、
床に就きました。
posted by uskhikidashi at 16:24|
Comment(0)
|
旅行
|

|